剣道人は社会で活躍できる【講演会について】

その中でも剣道人が活躍できると言いたい

剣道という競技の特性を大きく3つにまとめると、

①幅広い年齢、性別、国籍に関係なく稽古ができること

②人間形成を重視していること

③日本の文化であること

です。

①について

老若男女関わらず一緒に稽古ができる競技は多くありません。若い時どんなに強かったとしても、60歳のおじいさんが若者にサッカーで勝つことはできないはずです。

でも剣道はどうでしょうか?もう60や70歳を超える高段位の先生に勝つことができません。スポーツの世界ではあり得ないことです。

それから道場には下は6歳から上は80歳や90歳の先生がいます。

これだけ幅広い年齢の中で、男女関わらずに共に稽古できる、交流できるのは剣道の良さです。

社会に出るとこのような幅広い関係で仕事をする機会が多く、剣道を通じて得た幅広い世代との交流、人間関係づくりがとても役立ちます。

②について

剣道にも試合があり、勝ち負けはもちろんあります。しかし剣道の理念は【剣の理法の修練による人間形成の道である】と明記され、勝負はもちろん大事ですが、もっとも大切なのは立派な人間になり、社会に貢献する人物となることだとされています。

オリンピック競技ではないのに、なぜ剣道が学校教育や企業などで取り入れられているのでしょうか。それは剣道が人間形成に役に立つと思っているからではないでしょうか。

日本では武道をしている人、剣道をしている人というのはある意味で特別な目で見られます。特に剣道を行う者は、人間形成の教育を受けた人間力に優れている人物であるというのが日本人の中にはあると思います。

③について

剣道は日本の文化であり国技です。

また世界でトップレベルです。

日本に学びに来たい、日本人の先生に剣道を学びたいという外国人の方がたくさんいます。

私も年に数回海外で剣道をすることがありますが、海外の剣士は本物の剣道を教えてくれる日本人の先生を日本人以上に求めています。

現地の人が求めることをこちらが伝えてあげられると、現地の人に大変喜ばれます。

海外で指導する際は、よくよく剣道の歴史や理合いについて学び、理解している必要があります。これからの社会は今以上に国際化が進み、これからの若い人は、将来海外で仕事をすることも少なからずあると思います。

その際に剣道が現地の人とつないでくれる橋となるはずです。

剣道はオリンピックこそありませんが、世界選手権には世界から40か国以上から出場する、世界的な競技です。

若い方々には日本だけでなく世界を視野に入れてこれから活躍していってほしいです。スポンサードリンク

学生の方々から頂いた感想

学生のみなさんからは、

「・剣道で身につけた礼儀作法

・厳しい稽古で培った忍耐力、体力、精神力

といったものが役に立つと社会で活躍する剣道の先輩に教えていただけて自信がつきました。」という感想を頂くことができました。

また、

「実際に石塚さんのように社会で活躍している剣道の大先輩に剣道の団体戦と会社に類似性について聞くと納得できます。」

というコメントもいただくことができました。

福岡大学1年生の山田さんは菊池女子高校時代に石塚氏と剣道プロジェクトの活動で知り合い、その際に進路相談の話題となり、福岡大学に進学するきっかけになったという。山田さんは、「私は高校で日本一を目指して稽古に励んできましたが、高校では日本一にはなれませんでした。渡邊先生は、夢を叶えるには強い意志と信念が必要だといつもおっしゃっています。大学で日本一になるためにも、強い意志と信念をもって、稽古に励み、日本一を目指して頑張ります。」と自分の強い意志を話してくれた。

講演の依頼について

剣道プロジェクトでは、全国各地の大学・高校の剣道部からの講演・講義の依頼をお待ちしています。

剣道を一生懸命練習してきたけど、将来はどうしよう?進路に迷うという学生さん

学生に将来の目標を持ってほしいっという指導者の皆様

是非剣道プロジェクトまでご連絡ください。

連絡先:ishizuka.usefulworld@gmail.com